変化する時代に生きる実務家のためのものの見方·考え方のヒント：創造力を創出する作業改善の技術⑤

摘要

前回までは、管理·間接部門における業務の見える化技術について、ものの見方·考え方のヒントを紹介してきました。このヒントにより、見えないことが少しでも見える化されれば幸いです。さて、限定された小さい範囲内での改善活動推進においては、「見える化技術」を徹底させることで、そこに働く人たちを成功の土俵に巻き込むことが可能です。しかし、管理·間接部門においては、業務が他部門にわたって遂行されているのが現状です。限定された範囲を超えて、関係する広範囲の人たちを巻き込んでの改革·改善には、「見える化技術」よりも「見せる化技術」が必要になります。