デジタルCATV標準システムの開発

摘要

日本ケーブルラボ（JCL）運用仕様に準拠したデジタルCATV標準システムを開発した。 本システムは，SI/EPG（Service Information/Electronic Program Guide）サブシステム，MUX（Multiplexer）サブシステム，CA（Conditional Access）サブシステム，システム管理装置からなるリマックスシステムとトランスモジュレーションシステムから構成されており，多チャネル映像のデジタル伝送を実現している。 その特徴は，①124CS/128CSおよび144CSリマックス，自主放送のほか，BS/110CSトランスモジュレーションなど多様なサービス形態に対応している②システム拡張容易でスケーラビリティに優れている③STB（Set Top Box）に関して既存システムとの上位互換が可能である，などである。 現在，国内の大手ケーブルで既にサービスが開始されており，高品質なデジタル映像が提供されている。