21世紀に活きる人材--全員参加による総合体質革新活動

摘要

ものづくり企業を取り巻く環境はこの10数年間に大きく変化し，原価の極限追及が生き残りの条件として求められてきた。 特に中国の目覚しい台頭により，日本のメーカー各社による確かな生き残り戦略が求められている。オムロン倉吉㈱もその例外ではなく，会社の生き残り，そして個人の生き残りをかけ，総合的な改善·革新活動が必要であると認識し，これまで存在していた各種活動を統合し，本格的な体質革新活動に取り組んできた。 この活動を全社員で8年間継続して取り組んできたことにより，次なるステージへの姿が見え始めた。