『清々と流れるラインスモール「a」からラージ「A」への進化』

摘要

継続賞時に指導いただいた、ロスのない健康体設備を「ラージA」と定義づけ、それに近づけ、達成していくために試行錯誤を繰り返していった結果、作業者に優しい、リズミカルな作業で不良がでない「ラージAライン→完全1個流れライン」を構築することができた。このラインを完成させることで、生産性および品質向上、製造原価改善など、工場収益向上に大きく貢献することができた。今後の日本国内でのモノづくりは、長引く円高や競合メーカーなどの新規参入など、厳しい環境が継続すると考えられるが、「安全で、楽に·安く·早く·良い物だけを造り続けられる工場」を目指し、「ラージAライン→完全1個流れライン」の考え方を踏襲し、継続的改善を実施していくことで、マザー工場として生き残れるものと考えている。