招待講演ECOC2021報告: 光インターコネクト関連: 光インターコネクト関連

摘要

9月13～16日に開催された第47回European Conference on Optical Communication（ECOC2021）における、光インターコネクト関連の発表の動向やトピックスについて紹介する．第47回のECOCは2021年の9月13日から16日にかけてフランスのボルドーで開催された．ECOCは欧州では最大規模の光通信に関する国際会議で，今回はCOVID-19の各国の状況を勘案してオンラインとのハイブリッド形式で行われた。今年の登録者数は984人（現地参加430人（以下同様））で，完全オンラインだった去年の1283人に対して減少した．国別の登録者は日本165人（50人），フランス130人（95人），アメリカ125人（65人），ドイツ110人（80人），英国70人（35人）程度と続いており，日本の登録者は最も多いもののオンラインでの参加，欧州大陸からは現地参加者が多くなった。一般論文は221件（投稿数420件），招待論文38件，チュートリアル12件であった．またポストデッドライン論文は採択論文10件（投稿数43件），デモセッションは招待2件，一般3件であった．投稿数の減少もあり今回は初日のワークショップと，3日間の技術セッション他で4日間で行われた．展示会は現地で行われたが，オンラインでのキャッチアップが11月1日から3日で行われた．