手軽に低周波 僅か100gのアダプタを探傷器に乗せるだけで、市販2/5MHzの探触子が20kHz～1MHzの低周波用に変身 低周波アダプタLFA12

摘要

こんな時に便利：長い物、減衰材の試験検査（特に透過法）。減衰材の音速、減衰量の測定。LFA11の多くの経験を活かし、より小型簡便で、色々な目的で使えるようになりました。非破壊用探傷器等は1MHz以下が不得意です。主に2～5MHzの帯域が鋼の検査に使われる為、この周波数帯域で良いSN比を得ようと設計すると、それ以外の周波数では良い性能が得られないのです。その為、弊社ではオシロスコープ等で観測するアダプタを色々販売し多くの良い結果が出ていますが、探傷器の操作に慣れた検査員が容易に低周波帯の試験検査が出来るようにLFA12を開発しました。複合材、コンクリート、耐熱煉瓦、などの他、数十mの矢板やPC線材長さの測定が手軽に測定できます。例えば市販探触子と本品を使って、GFRPの長さ2mの板の2m方向に音波を入射し、反射法でB1エコーが容易に計測され、GFRP内の横割れ等を検出できます。また、感度の足りない場合は、オプションのプリアンプ部LFA12PAと接続ケーブルを追カロして実現できます。このプリアンプを内蔵したLFA12Plusもあります。スマホ用5Vバッテリで動作するので、現場で便利です。超音波発生に振動子を駆動するパルサーは探傷器の機能を流用します。より低周波成分が必要な場合は、スクエア／（電流）スパイク変換器QCS11も扱っています。