第25講環境技術思想-持続可能な社会に向かって脱炭素·力ーボンニュートラル社会に貢献する下水道技術の開発と課題

摘要

ご存知のとおり、日本は2050年カーボンニュートラルに向けた温室効果ガスの排出削減の中期目標として、2030年までに2013年度比46削減を表明した。 これに対し下水道では、すでに「新下水道ビジョン」に基づき、資源·エネルギーの集約·自立·供給拠点化を目指しているところであり、新たな動きを踏まえ、脱炭素社会実現に貢献し地域の生活の安定、向上につなげることを目的に、脱炭素社会への下水道の貢献のあり方が議論されている。