今こそ「循環型畜産」の確立を

摘要

口シアと国境を接するフインランドには有 事を想定して国民550万人の8割ほどを収容 することのできる地下シヱルターが整備され ているそうだ（平時はスポーツジム、駐車場 等として利用している）。ロシアによるウク ライナ侵攻の影響や新型コロナウイルス感染 症拡大による物流の混乱で、わが国でも、食 料安全保障が重要課題になり、畜産分野でも、 飼料,化学肥料等の価格の高騰に.,より、輸入 飼料に依存した畜産から脱却し、国内資源を できる限り有効に利用する持続可能な循環型 の畜産を確立しようという機運がこれまで以 上に盛り上がっている。