排水処理におけるマイクロ·ナノバブルの納入例汚泥減容実績（OZAC排水処理システム）〔1〕

摘要

洗浄や排水処理においてマイクロ·ナノバブル技術を応用できる範囲は極めて大きく，化学，食品，自動車，エレクトロニクスまであらゆる分野で応用可能であり，性能ァップやコストの低減を併せて可能にする。その実際の使用例をここに記載した。今回は特に排水処理において汚泥減容に効果が確認された事例を中心にご紹介することにした。マイクロバブル，ナノバブル（ファインバブル）を発生させる製品は数多く存在するが，弊社で販売しているマイクロ·ナノバブル発生装置「YJノズル」は，突起や狭い流路などが一切ない完全ストレートパイプ構造で唯一，マイクロナノバブルが発生させることが可能であり，クリーン度を要求される洗浄工程や汚水による目詰まりが懸念される排水処理において，この製品以上のメンテナンスに優れる製品は存在しない（図1，図2）。まさにサニタリー対応，汚水対応メンテフリー型マイクロバブル発生装置である。以下に，洗浄や排水処理のあらゆる用途に使用が可能なメンテフリー型マイクロ·ナノバブル発生装置「YJノズル」につき説明する。