今日も明日も 国産畜産物が食べられるように

摘要

私は、大学卒業と同時に畜産振興事業団(現 在の独立行政法人農畜産業振興機構（alic)) に入り、以来40年あまりをこの職場に勤務し ています。就職するまでは、農業や畜産とは 全く無縁で、牛や豚を間近で見たこともあり ませんでした。就職先を探すため訪れた大学 の学生課で偶然見つけたパンフレツトに、輸 入牛肉を扱っていることや学校給食用牛乳の 供給を支援していることが紹介されていて、 それらに親近感を覚えたことが応募のきっか けとなり、運よく採用されました。ですから、 新人のときは、牛も人間と同じで出産しない と乳が出ないと知って驚いている状態でし た。ここ数年、職員の採用を担当しています が、しっかり準備をして面接に臨む学生に接 するたびに、当時のわが身と比べて感心して いる次第です。