コロナ禍を経てオンラインでZ変化する地域の現場から —その時その場所で携わるプロジェクトを通じて見たこと，感じたこと，考えること—

摘要

新型コロナウイルスの感染拡大で，世界中の人々が同 時期に同程度の危機に直面しており，逃げ場はありませ ん。私たちはどこで誰と住んでいて，どんな暮らしをし ていて，どんな仕事をしているかに_係なく「運命共同 体」であることを強く認識する自粛期間を過ごしてい ます。学びの場や働き方，生活様式や都市への一極集中も改 めて見直す機会にもなり，海外や首都圏へ出てはじめて 感じられる世界への扉や機会提供，新しいものへの挑戦 によるワクワク感が，必ずしも海外や都市圏でしか味わ えないことなのか，という本質を問い直すことにもなり ました。世界の片隅や辺境の地に居ても充分に叶えるこ と，味わえることができる，ということが実証されたの も新型コロナウイルス禍を経てのマインドやビジネス環 境の変化と言えます。