高濃度化する濃縮汚泥のポンプ?配管移送

摘要

濃縮汚泥の高濃度化は今後も広がると考えられ、ますます適正な配管抵抗方法が求められている。本稿では、一軸偏心ねじポンプであれば、安定的に移送することができることを解説した。ただし、現状では汎用的な高濃度汚泥の配管抵抗計算方法がない。そのことから、弊社としては今後もこの粘度測定装置を使って測定の実績を積み、「汚泥の種類や濃度の条件がわかれば適正かつ高精度な配管抵抗計算値を提供できるようにしていきたい」と考えている。