リフィル導入「薬剤師の責任重くなる」 制度設計は「処方側の視点」も

摘要

厚生労働省保険局医療課の紀平哲也薬剤管理官は, 2022年度予算編成に向けた厚生労働相と財務相の大臣 折衝で「リフィル処方箋の導入?活用促進」が合意され たことを受け「（症状を）見逃したときに責任を負うと いうこと。薬剤師の責任は重くなる」という認識を示し た。また，これまで中医協では現行の分割調剤をベース に調剤側の視点を中心に議論してきたが，リフィル処方 箋の場合は「処方側がどのように処方を出すか」の視点 がより重要になるため，セットで検討することとなると 説明した。