第30回燃料電池シンポジウム報告

摘要

第30回燃料電池シンポジウムは2023年5月25日（木)、26日(金)に開催された。昨年同様会場（タワーホール船堀）とオンラインでのハイプリッド開催となった。今回は新型コロナの状況が5類となるなどかなり落ち着いてきたので、体調管理、消毒の徹底を行っての開催であった。講演者は基本的に会場での講演をお願いした。また、久しぶりに交流会を実施した。25日の講演終了後に行い、講演者の周りを中心に交流の場が開かれた。2会場におけるハイプリッド開催は昨年の経験を踏まえて開催したため大きな問題は起こらなかった。講演者は前回同様に基本的には会場での講演を行っていただいたが、時差の関係、遠隔地の講演など一部はオンラインでの講演となった、また、ポスター発表と展示会は、展示パネルの間隔を十分にとったうえで1階の展示ホールで行った。参加者は会場、オンラインと併せて400名と昨年とほぼ同等であった。昨年の経験を踏まえて大きな問題はなく、成功裡のなかで開催できた。また、コロナ対策に対しても準備を十分に行ったため特に問題はなかった。なお、プログラムの詳細については別途刊行している第30回シンポジウム予稿集あるいは機関誌春号をご覧ください(Vol.22 No.4.p.44-46)。