With Corona時代の科学研究と教育

摘要

2020年に世界に蔓延した新型コロナウィルス「SARS-CoV-2jおよび同ウィルスによる感染症「COVID-19」は，生活の常識を一変させた。生物学，遺伝学，そしてバイオテクノロジ一は，この新しい時代に 向けて，医学、医療とともに世界をリードする分野である。『生物の科学遣伝』誌を通じて情報発信し ている公益財団法人遗伝学普及会は，若い研究者とそれに続く若い学生'生徒の皆さんに，改めてエー ルを贈りたいと，二人の共同代表がオンラインで対談する企画を実現した。サウジアラビアのトウヮル から五條堀先生，東京大学の研究室より小林先生が，zoomで語り合った。「新しい生活様式」の中で， 科学に携わる研究者は，研究環境や若手の指導、教育環境にどのように対応してきたのか，そしてオン ラインでの授業や会合を今後どのように活用していけるのか。当事者の生の声をお届けする。公益財団法人遺伝学普及会共同代表zoom対談