浸出水処理技術における最新動向と導入事例

摘要

廃棄物処理を取り巻く状況は，環境への影響を懸念す る周辺住民の意向が厳しく，最終処分場建設が困難と なっている。このため，最終処分場残余年数は，一般廃 棄物で15.5年，産業廃棄物で7.2年と逼迫しており， ごみ減量対策の推進，リサイクルによる排出量の減容化 や焼却処理が進められ，有機成分の多かった直接埋立が 減少し，不燃物と焼却残渣といった無機成分の埋立が主 体となってきている。