令和4年度廃棄物資源循環学会·春の研究討論会

摘要

令和4年度廃棄物資源循環学会·春の研究討論会は，2022年5月25日（水），26日（木）の2日間にわたり開催された。今回は，3年ぶりに川崎市産業振興会館での現地参加とZoomによるオンライン参加とのハイブリッド形式で行われた（部会によっては完全オンライン形式）。春の研究討論会は，研究部会活動の促進および支援の観点から，部会活動の発表の場を提供することを目的としており，今回，5つの研究部会（埋立処理処分研究部会，廃棄物焼却研究部会，廃棄物計画研究部会，環境学習施設研究部会，情報技術活用研究部会）からの参加があった。2件の企画セミナーが1階ホール，また2件の企画セミナーが9階セミナー室，さらに1件のセミナーがZoomによる完全オンライン形式で行われた（表1）。これらセミナーヘの事前参加申込者数は237名であった。現地では，ホールおよびセミナー室の定員の半分以下に人数制限と，手指の消毒等感染防止対策を徹底した。それぞれの企画セミナーの詳細な内容については，各部会の報告記事に譲るが，どの部会の企画セミナーもそれぞれのテーマについて活発な議論が行われ，極めて盛況であり，特に，久しぶりの現地開催ということで，対面での良さを再認識するものであった。