サステナブルなモノづくりのために: 第50回 ラーニング·ファクトリーは結構大変（2）

摘要

われわれの東京大学人工物工学研究センターのラーニング·ファクトリーが本格稼働し始めた、という話の続きである。1つ訂正がある。前回、「PLC3台、ロボットコントローラ（RC）2台、アクチュエータコントローラ（AC）1台」と書いたがACの数が間違っていて、12台でした。さて、デジタル·ツインの構築が、話を聞く限りとても大変という話の続きだが、生産ラインのCADモデルを3Dの生産ラインシミュレータのfastSUITEにインポートできて、そのうえで、1つひとつ、機構の自由度を3Dモデル上で定義したというところまで書いた。次が最終関門で、訂正のところに書いたPLC、RC、ACのプログラムを読み解いて、fastSUITEのモデル上で対応付けるという作業であった。