吹き付け試旗の省力化検討

摘要

本報告では吹き付け試験の省力化について検討する。施工型枠はISO20182より300×300×100mmパネルとしたが，パネルに施工体を充填すると重量は20kg以上にもなり，施工体の移動も容易とは言えない。さらに物性調査のための試料切出作業は，水に触れるので水分の影響を受ける。加えて一般的なオープントップ式吹き付け機は機械サイズや重量が大きく，安定した吹き付け作業性が得られるためには最低でも25kg以上の材料が必要である。