ダイヤゲート池袋における省エネ?快適?レジリエンスが一体となったスマートウエルネス 才フィスの電力負荷平準化の取り組み

摘要

ダイヤゲート池袋は、鉄道を跨いで建つ国内初の100m級の超高層テナントオフィスビルであり、世界有数の乗降客数を誇る東京?池袋駅に近接し、鉄道軌道を跨ぐ本敷地の条件も勘案して、災害時の事業継続性や帰宅困難者の受入等もふまえた災害時の拠点となる高いレジリエンス性能が求められた(写真1)。さらに、東京のテナントビルとして、大きなフロアプレートゃ高い環境性能も同時に求められた。これら本プロジェクトが抱える課題に対して、日常的な省エネのための様々な設備システムや対策が災害時のレジリエンス機能にも貢献する建築?設備計画を目指し、計画段階から竣工後にかけて各種の性能検証を行つてきた。