構中ぐりフライス盤「KBT-13EMB.A」による金型形状加工

摘要

新車開発サイクルが短くなり、金型製作期間の短縮化が求められている。大物プラスチック金型に対しても、各製作工程で生産効率の向上が検討されている。高意匠化が進むバンパー金型は、大型化と複雑化の傾向にあり、機械加工の現場では、搭載能力と深彫り加工能力に優れた大型で強力な加工機が求められている。本稿では、バンパー金型をターゲットとして開発した横中ぐりフライス盤「KBT-13EMB.A」の特徴を概説するとともに、加工事例を紹介する。