第113回日本養豚学会大会開催報告

摘要

第113回日本養豚学会大会はCOVID-19の感染拡大が懸念されることから11月5日（木）に 学会史上初のリモート開催で行われました。本大会の開催については昨年度から候補地として これまで大会を開催したことのなレヽ岩手県に担当をお願いするべく昨年より交渉を進めてきました。先の第112回大会はC0VID-19の急激な感染拡大に伴い各学会が一斉に開催を断念しま したが，その後の新規感染者数の推移や地方ごとの感染者数の推移により，岩手県は全国でも 稀な状況で感染者の確認がなく，本大会が開催できるのではないかと夏季までは期待していま した。しかしながら，実際に大会開催に対する最終決定を行う時点で関係者が一同に参集する 場の提供を学会として持つことは好ましくない状況にまだあるとして，リモートでの開催に 踏み切りました。この決断に関しては，本報告の執筆に関わる佐々木常務理事，美川，山本 両副会長，大会運営担当の三角常務理事ならびにリモート開催においてシンポジウムを含め， 大会運営に尽力いただいた岩手県の関係者に大英断を下して戴きました。ここに誌面を借りて 御礼を申し述べます。また，講演要旨の配信や大会運営に関する技術的な支援を創文印刷工業の 協力の下，進めました。