さらなる経営体質転換に挑むインターナショナルペーパー

摘要

本誌前号既報の通り、紙・板紙の生産能力で世界第2位のインターナショナル・ペーパー（IP）は先頃、07年までに生産設備を大幅に再編成・処分して80～100億ドルを資金化するとともに、経営基盤を根本的に改変して小規模化する計画を発表した。 このIPの戦略変更は、米国内の約380万tを合む推定450万tにも上る生産設備を売却・分離独立・閉鎖するというもの。