背面波長モニタを搭載したMicro-ITLA向け二出力波長チューナブルLDモジュール

摘要

外部に光カプラを必要としない、新たな二出力波長チューナブルLDモジュール構造を提案した。鍵となる技術として高効率な二出力光学系、波長チューナブルLDの16アレイ化による低消費電力化、背面波長モニタ構造による高精度な波長モニタを適用した。試作したモジュールは17.9mm×9.9mm×6.2mmとMicro-ITLAに適用可能サイズを実現した。測定したLDモジュールの特性は、信号光出力13.8dBm、LO光出力10.8dBm、モジュール消費電力3.0WでMicro-ITLA全体では4.5W見込み、各グリッドのITU-Tチャネルからのロック周波数ずれは-0.69～+0.46GHzと、いずれもMicro-ITLAに求められる目標値を満足した。