地中式火薬庫に関する野外実験の概要 (平成28年度実施分）

摘要

火薬類（火薬、爆薬、火ェ品）は、その有する爆発·燃焼という危険性から、火薬類取締法において、製造、販売、貯蔵、運搬、消費その他の取扱いが規制されている。 経済産業省は、通商産業省時代の昭和36年以降、各地の陸上自衛隊演習場を借用して、火薬類の製造、貯蔵、消費等の保安技術基準を確立するための基礎資料を得るために、大規模な野外爆発実験を実施してきた。本実験により得られた成果は、火薬類取締法に反映され、法令の改正、保安行政上の指導のための資料等として広く活用されている。