「21世紀の原子力発電」パリ会議（3月21～22日）から

摘要

IAEAでは，昨年のロシア・オブニンスクでの商業原子力発電開始50周年会議に次ぎ，パリ会議を企画し，閣僚級代表を送って来た26ヵ国（内7ヵ国は代理）を含む74ヵ国から450名（それ以外にマスコミ関係者80人）の参加があった。 会議は，最終日に以下のステートメントを発表。 原子力発電は，以下の観点で21世紀における重要な電源；a）地球温暖化ガスを排出せず，供給セキュリティー／価格安定に寄与。b）人類の持続的発展に貢献。 c）さらに，水素エネルギー生産など非電力分野への寄与の可能性。