共鳴導波型光ファイバの伝搬損失の解析

摘要

以上の着想に基づく導波構造を我々は共鳴導波型光ファイバ（Resonantly-Guided Optical Fiber：RGF）と名付け、その基礎特性を解析してきた［11］。RGPの概念図を図2に示す。円環上に配置した高屈折率ロッドが、CRGとして機能する。本稿ではまず特定の材料で構成されたRGFを仮定し、その基礎的な伝搬特性を述べる。次にRGPをガスセンサや液体センサとして応用することを想定して、ロッド外周に空孔（空孔）を設けた場合のRGPの種々の特性を解析する。特に、空孔直径と伝搬損失の関係を詳細に検討する。