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摘要

政府は3月10日,新型コロナウィルス(COVID-19)の5類移行後の医療提供体制や公費支援の在り方について方針を決定した。5月8日以降も,治療薬の全額公費支援は夏の感染拡大への対応として9月末まで継続。対象治療薬はMSDの「ラゲブリオ?」,ファイザーの「パキロビッド?」,塩野義製薬の「ゾコーバ?」ギリアド?サイエンシズの「ベクルリー?」,グラクソ?スミスクラインの「ゼビュディ?」,中外製薬の「ロナプリーブ?」,アストラゼネカの「エバシェルド?」。治療薬以外の外来医療費については5月8日から原則自己負担となる。入院費も自己負担だが,高額療養費制 度の自己負担限度額から2万円を減額する。