武蔵野の森総合スポーツプラザの設備計画

摘要

武蔵野の森総合スポーツプラザは，昨今の多様なスポーツニーズや都の掲げる「スポーツ都市東京」 の第一歩を実現すべく誕生した。スポーツ振興に貢献するとともに，地域のコミュニケーションや賑 わい活性化など，まちづくりへの寄与も目的としている。数多くのスポーツ種目や，音楽興行をはじ めとするイベントにも対応できる複合的?総合的な施設として整備され，隣接する味の素スタジアム や西競技場をはじめとする周辺施設とネットワークを形成することで，多摩地域の一大スポーツ拠点となっている。2017年3月に竣工し，同年11月25日にオープニングイベントを開催。2020年東京オ リンピックではバドミントンおよび近代五種（フェンシング)，パラリンピックでは車いすバスケットボール会場として予定されている。