混相流シンポジウム2021における研究企画委員会企画によるオーガナイズドセッションの報告

摘要

2021年8月22日（日）～24日（月）、COVID-19の感染拡大防止対策のため混相流シンポジウム2021がオンラインで開催されました。本稿は、このシンポジウムでの研究企画委員会の取り組みの報告です。研究企画委員会には、分科会が設置されています。その目的は、現在話題を集めている混相流の領域を選び、専門家が集まり、情報交換や調査等の研究活動を行うとともに、研究に関する行事企画を行い、広く混相流学会会員の皆様へ情報の発信を行うことにあります。本学会の混相流シンポジウムにおけるオーガナイズドセッション（OS）企画への協力は、その活動の主要部分の一つです。2008年に会津で開催されたシンポジウム（当時は年会講演会）において最初のOS企画を行い、それ以降、今年で13回目のOS企画となりました。今年度は、分科会のそれぞれが14のオーガナイズドセッションを企画し、混相流シンポジウム2021の運営に協力しました。なお、昨年に引き続きオンライン形式での講演会となりましたが、すベてのセッションは無事に執り行われました。多くの講演会がオンラインで開催される中、参加者の皆さんも慣れられてきたせいか遠隔ながらも各OSでは活発な討論がされたようです。