高品質な欧州のトレーラを日本市場へ: Kaessbohrer+Van Eck ティッパートレーラ、重量物運搬車他: Kaessbohrer+Van Eck ティッパートレーラ、重量物運搬車他

摘要

ドイツKaessbohrerとオランダVan Eckは、どちらも一般的なカーゴ系トレーラというよりは、特殊な構造のトレーラ開発を得意とするメーカーだ。今回のジャパントラックショーでは、これら2メーカーの製品がまとめて展示されていたのでレポートしたい。まずKaessbohrerは、ハーフパイプベッセルのダンプセミトレーラ、道板付きの重量物運搬トレーラ、フレーム伸縮機構付きのコンテナシャシを展示。このうちダンブトレーラは、積載容積24m3または27m3、車両総重量39t、第五輪荷重12tという大量輸送に適合しつつ、軽量構造と採り入れた3軸の新製品だ。ベッセルはスチール製で耐久信頼性に優れ、新しいU字型の床構造により積載物の残留が抑えられる。5段のテレスコビックシリンダにより、操作性も向上した。