信号いろいろ: さまよえるスピードシグナル

摘要

昭和30（1955）年、ずいぶん昔である。 島倉千代子が登場したとき、その可憐な美声に惚れ込んだ人は多い。 彼女について、私の先輩が力をこめて応援演説したことを思い出す。 「人生いろいろ、男もいろいろ、……」これは彼女が紅白歌合戦を辞退した昭和62年に発表され、翌年にかけて爆発的人気で「日本レコード大賞最優秀歌唱賞」を受賞。 再び紅白のステージに立ったという、いわく付きの曲である。