第5講 環境技術思想——持続可能な社会に向かって'私の世代'の使命と都市水インフラの到達目標

摘要

私は、今年の10月に40歳になる。「五十にして天命を知る」に少しでも近づくため、最近になって、これまでの経験を総括したり、自分の役割について考える機会が増えている。学会の中での役割、仕事としての役割、家庭内での役割など、ところ変わればその役割も変わるが、本誌では、水インフラを担う研究者として、40歳を迎える自分世代の短期的な役割、長期的な役割についてそれぞれ愚見を述べさせていただきたい。