JR 東日本の事故防止（電力）

摘要

お客さまに安心して選択していただく鉄道であるためには、最大の商品である安全・安定輸送を支える意識を強く持ち、メンテナンスのレベルアップに努める必要がある。 2003年度に連続した大きな輸送障害の反省を活かし、設備故障件数については「3年間で半減する計画」をたて、3年目の2005年度は2004年度の20％減を目指し取組んできたが、2005年度は一転して増加となってしまった。 安全・安定輸送という鉄道事業の品質の根幹を確保することが、当社電力部門における最大の使命である。 とりわけ、新幹線と東京100km圏は設備故障削減と早期復旧の体制作りを行うことにより安定輸送を追求していく。 当社の電力部門における事故防止の取組みについて述べる。