「田舎暮らし」に想う

摘要

いま愛媛県大洲市西端の、瀬戸内海をのぞむ集落で暮らしている。二〇二〇年六月、両親が生まれ育ったこの集落に、母を連れて戻った。庭でわずかな野菜をつくり、母の面倒をみる、といぅのが日課だ。大洲市は古い城下町で「伊予の小京都」とも呼ばれる。半世紀以上も前だが、NHKの連続テレビ小説「おはなはん」の舞台としても知られた。