常に新たな手法を進い求めよ

摘要

日本食品分析センターは、水産油脂協会の技術 部門が1957年に分離独立し「油脂検査協会」と して誕生。油脂から食品全般へと業容を拡大し、 1969年に現在の名称となったが、それから半世 紀たった今、分析対象は、食品のみでなく包装資 材、医薬品、化粧品まで多岐にわたる。約1300 人の「測るスペシャリスト」のトツプに話を伺った。そもそも北大に入った理由が、これを学び たいという確固たる意志がなく、当時は入学 してから専攻を決められる大学が東大と北大 でしたので、まあ、東大はとても無理、北大 の理系にでも進んで、ゆっくり考えようとい う不埒なものでした。いよいよ専攻を選ぶ段 になった時は、コンピュー夕一が出始めた頃 で、これに興味を持つマ方、建物が好きだっ たので建築もいいかな、と考えましたが、数 学の成績が悪く、どちらもだめだなと。だっ たら理学部に、と思ったのですが、先輩から 「就職が難しいぞ」と言われ、こりゃ、やめ たほうがいいか、次に行けそうなのは獣医学 部だなとなったのです。ですから、きわめて 消去法的な選択でした。