動物

摘要

本年度大会の「動物」分野の一般講演は昨年とほぼ同数の計143題であり、東門に近い教育学部会議棟の2会場において3日間発表がなされた。「動物」分野は「生理?栄養、生体機能、生体制御」、「細胞-細胞機能、細胞骨格、オルガネラ、輸送」、「細胞?情報伝達、細胞応答」、「遺伝子?タンパク質-構造、機能」、「遺伝子?タンパク質-発現制御」、「細胞工学-細胞培養、組織培養、物質生産」、「無脊椎動物-生理、細胞、遺伝子、タンパク質」の7つの細目に分かれており、タンパク質構造ゃタンパク質修飾のようなミクロな内容から個体レベルのマクロな内容まで幅広い演題が発表された。また、その対象生物もクラゲゃコォロギのような無脊椎動物からヒトまで幅広いものであった。筆者が興味を持った演題をいくつか紹介する。