岡保地区集排処理施設などの更新工事に着手2年かけ機能強化真空ユニットの監視装置も

摘要

福井市は今年度、供用中の農業集落排水·岡保地区(昭和61年度採択·モデル事業、1150人·228戸)を対象とする機能強化対策事業に着手する。経年劣化が目立つ処理施設(JARUS-EI型、7年10月運転開始)の設備機器関係の更新や水槽の防食被覆工事のほか、処理施設内にある真空式流送システムの真空ステーションの補修なども計画。このほか、管路施設上に設けた真空弁ユニット(約80カ所)や、自然流下区間の中継ボンプ施設に、新たに遠方監視システムを導入する。事業期間は26～27年度の2カ年で、今年度から一部工事に着手する予定。