日本化学会第86春季年会

摘要

日本化学会第86春季年会は2006年3月27日から30日までの4日間、千葉県船橋市の日本大学理工学部船橋キャンパスで開催された。 正門前には飛行機の滑走路が広がる、近代的なキャンパスである。会期直前の暖かな気候に誘われ正門前の桜もほころびかけたが、会期中は肌寒いあいにくのお天気で、満開の桜は入学式までお預けとなった。 日本化学会は化学分野のすべてをカバーするが、本稿では生体関連化学・バイオテクノロジー分野を中心に、筆者が興味を持った講演を紹介する。