電子部品物流市場の展望: アルプス物流臼居賢社長に聞く

摘要

電子部品物流企業であるアルプス物流の臼居賢社長に、電子部品物流市場の展望などを聞いた。——最近の事業動向はいかがですか。臼居社長19年は非常に厳しい年だった。主力の電子部品物流事業が市場低迷の影響を受けた。メーカーはフォーキャストをある程度入手できるが、物流企業には先行情報が少ない。今期は4月以降、既存貨物の物量で10-15％程度の落ち込みが見られ、これを新規でカバーすることに注力している。特に日本からの輸出航空貨物が減少した。輸入はある程度の物量が得られている。