電気現場で考える社会貢献活動:第四十回「コミュニケーションツールのアップデー卜」

摘要

今年に入って，8年前にサイエンスカクテルさんと共同開発した「エネルギー大臣になろう」のワークショップで使う，エネルギーシミュレーションゲームの諸元とその運用を見直しました。エネ大臣WSのシミュレーションゲームは，エコ×エネ火力編ツアーを始めるにあたって，水力編の自然体験に代わる目玉の一つとして，サイエンスカクテルさんと共同開発した独自プログラムです。ゲームの狙いは，電源にはそれぞれに特徴があること，その特徴を組み合わせて安定供給する仕組みを作っていること，組み合わせを考える中では，例えば，環境負荷を低減しょうとすると稼働率が低くなる，発電コストが上昇する等のジレンマがあることを，楽しみながら学び，エコ×エネに対する興味関心を引き出すことにありました。