慢性リンパ球性白血病

摘要

慢性リンパ球性白血病は，成熟リンパ球様腫瘍細胞が主に 末梢血，骨髄，リンパ組織で単クローン性に増殖する腫瘍性疾 ,患であり.末梢血における持続的なリンパ球増加症が特徴である。一般的に慢性リンパ球性白血病の犬や猫における臨床 症状は無-軽度のものが多く ，健康診断時の血液検査などで 偶発的に発見されることが多い"。また急性白血病と異なり， 貧血や血小板減少症などの血球減少症も無-軽度である。