7－9月ナフサ価格4万円超える予想

摘要

原油価格は、昨年6－7月にかけて最高値を更新した後、金融危機に端を発した世界同時不況、需要減退の影響で、下落に転じていたが、3月以降、OPECの減産遵守や景気回復政策への期待等から再び上昇し、WTIが6月11日に72.68ドル、ドバイが6月30日に72.2ドルまで上昇したが、その後、景気回復に不透明感が増したことから下落に転じている。この結果、7月の月間平均値は、ドバイが62.75ドル、WTIが63.85ドルと、ともに5カ月ぶりに下落した。