企画展カンブリア紀のワンダフル！な化石たち

摘要

今からおよそ5億年前，カンブリア紀の海に生きていた，謎だらけの生物たち。化石とともに，秘められた"謎"についてご紹介します。「カンブリア爆発」——今から5億年以上も昔，カンブリア紀の幕開けとともに，生物の多様性がー気に増えたとされる現象です。カンブリア紀の地層からは，それ以前には発見されていない，現在の生物たちの遠いご先祖さまのものと思われる化石が数多く発見されています。中には節のある触手と円形の顎をもつアノマロカリスのなかまや，虹色に輝くトゲとウロコで身を守っていたウィワクシアなど，奇妙な姿かたちのものも現れました。