涙道手術

摘要

外来診療において，流涙症状を訴える患者は多い.導涙性流涙の多くは涙道に原因があり.保存的治療では奏効せず，手術治療が有効である.日常診療のなかに涙道診療を取り入れ，涙道手術をマスターすることは重要である.解剖や術式を自己学習したうえで，助手としての一定の症例を経験し，指導医の手技を模做し，指導医のもとで手術を施行することが望ましい.