特殊ゴム精練伸ばす:高度な技術開発力を活用

摘要

埼光ゴムは、「KMB」プラントで高品質なゴム精練製品を幅広く展開している。最近の状況は、昨年上期は需要増加を受け生産量はプラス基調での推移となった。その後8月境からは、中国の反日問題の影響で自動車生産が半減となるなど需要環境は下期に悪化した。このため同社では社内の拡販会議を主体に顧客の要望に的確に対応する小回りを効かせた営業活動を従来に増して積極展開したほか、親会社の加藤産商と連携して営業展開した。しかし急激に減少した需要環境下で減少分を補えず、下期生産量は前年同期比約10％程度減で推移した。このため今期売上高は前期比10％前後の減少となった。