ステント·ウレタン·パンタグラフで講演

摘要

日本ばね学会（中曽根祐司会長）は5月19日、東京理科大学森戸記念会館（新宿区）で「復元力応用分科会第23回講演会」を開催。医療用ステント、ポリウレタンフォーム、架線·パンタグラフをテーマに講演を行った。◇講演概要は次の通り。医療用ステントの力学解析榎学氏（東京大学大学院教授）狭窄した血管を広げて内側から支える網目状のチューブデバイス「ステント」は、使用において疲労による破断が、機能喪失につながる重要な問題となっている。これに対する疲労特性は、構造·材料·特性（柔軟性·径方向の強度·リコイル·生体適合性·耐腐食性·体積）等の様々な力学的特性が要求される。