特殊化学品低温倉庫 三重·亀山に新設 日本トランスシティ 23年に2楝竣工

摘要

中部地域最大の総合物流企業、日本卜ランスシティ(三重県四日市市、安藤仁社長)は、化学品物流事業の強化に乗り出す。その一環として、特殊化学品の取り扱い拡大に向けて三重県亀山市に低温危険品倉庫2棟を建設すると発表した。総投資額約20億円で特殊化学 品の荷受け·保管などが可能な倉庫棟を建設し、2023年7月に竣工を予定する。日本トランスシティは現在の中期経営計画で化学品物流分野の拡充と新領域への挑戦を掲げている。とくに中部地域において、化学品物流は恒常的にタイトで推移している。同社が新設 する特殊化学品向け倉庫が加わることで中部エリアの化学品物流のさらなる拡大につながりそうだ。