（3494）計量·箱詰装置を開発

摘要

(株)ヤリステ（大阪府堺市堺区山本町2-66-1、山田晴久社長）は、先6ろ紙箱·ポリ箱など計4種類の箱に対応した計量·箱詰装置を開発、サカイ工機(株)（大阪市東成区）を通じ(株)コクブ（奈良県橿原市）に1月下旬納入した。同装置は先に開発したドラム反転式ガラ洗浄·脱油機（本紙2月7日付で既報）と同様、作業者ひとりを要する半自動仕様ながら、2回計量で最小分解能1クセラムの精度による大量処理と4種類の箱対応、フレキシブルな搬送レイアウトを実現した計量·箱詰ラインである。半切ドラム昇降·反転投入機（今回は既設のものを使用）で投入、ホッパーに受けたワークを3段階の振動式シュートで流量調整しながら送り、計量ホッパー内で一次計量後、予め箱交換装置で所定の位置にセットされた空箱に投入。この際、箱底部の振動装置で箱そのものを振動させ均一な”収まり具合"にさせ、次に高精度タイプの再計量秤でチェック後、半自動梱包機によりバンド掛けし、送り出す仕組み。