温暖化影響が懸念されるアマゾンの森林火災南米コロンビアで国際会議はCOP25を意識

摘要

南米のアマゾンで発生した森林火災が深刻な状況になっている。ブラジルの国立宇宙研究所は、ブラジル国内のアマゾン熱帯雨林では森林火災が記録的なべースで増えており、8月の発生件数は、前の年の同じ月のおよそ3倍に上っている。また、2019年1月から8月までの8カ月間に起きた森林火災の件数は、2018年の同じ時期の2倍近い9万件に上る。当初、森林火災は、南米のアマゾンが熱帯雨林であるため、早い段階で沈静化すると思われていた。